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第96回派遣報告
団長:       上田 耕平
団員: 歯科医師 森 康仙 山岡 義孝
江戸 肇一 水藤 雅彦  
幾島 章仁 河合 秀訓
河村 能正 江上 雅之
歯科衛生士 東 清美 松山 幸代
道原 湖乃美 藤波 明日香
江渡 優
歯科助手 河合 愛 小林 みさお
看護師 谷定 祐加
学生 加藤 さくら 山田 里菜
現地サポート ラン

 
活動年月日 2015年11月21日 2015年11月22日
活動場所(施設名等)  カオバン省
午前の部 午後の部 午前の部 午後の部
時刻 開始 14時00分 14時00分 9時00分
    終了 14時00分 16時00分 12時00分
派遣団員内訳
歯科医師 9人 9人
歯科衛生士 5人 5人
その他 5人
子どもたちとの交流 270人 242人 118人
検診人数 270人 242人 115人 176人
処置した人数 263人 240人  112人 174人
処置内容
抜歯 180歯 107歯  89歯 59歯
サホライド 659歯 397歯  105歯 239歯
充填 68歯  60歯 24歯 23歯
感根処、抜髄等、生切  2歯 2歯
フッ素塗布 106人 86人  57人 42人
歯石除去 5人 2人  14人 3人


第96回派遣団報告
団長 上田 耕平
今回、我々は昨年同様、山岳地帯の少数民族が多く生活している、カオバン省にて活動しました。
今年もハノイ中心部からバスで8時間と移動時間はかなりかかりました。
ただその分ハノイ近郊の町と比較して、町全体の歓迎がすさまじくカオバン省の市長さんや厚生局の代表の方、地元製薬会社の社長さんなどが食事の席を用意していただき、団員全員が大いに地元の方々と語らい、JAVDOの活動をアピールすることが出来ました。
今回、気が付いた点は低学年のお子さんは特に御父兄の方々も問診の席に同席していただき、「現在のお子さんの口腔内の状態」「必要な治療」「ご自宅での清掃方法」「ご家族の要望」などをじっくり話すことができ、可能な限り治療に反映することが出来ました。子供たちの口腔内状態はやや不良ではありますが、
昨年と違い全般的に不良なのではなく、歯科治療中のお子さんや矯正中のお子さんも多数見られ、日本の僻地と同じようにお子さんにより差があるように思いました。
この地方での、活動に対する要望がかなり多いそうなので、今後は啓蒙活動などに力を入れ子供たちだけではなく親御さんも含めて歯科治療の重要性を少しずつ認識していただく必要があると思いました。
今回も事前準備で藤岡先生とランさんに大変お世話になり、また現地では、ランさんをはじめナムディン日本文化学院の理事・先生・学生さんに大変お世話になりました。ありがとうございました。

JAVDO2015
江上 雅之
今回初参加させて頂いた江上雅之です。
まずはこの場をお借りして、JAVDOハノイチーム2015に携わった全てのスタッフの皆様にお礼と心からの感謝をさせて頂きます。
本当にありがとうございました。
今回の活動の話をもらってから参加するまでの3ヶ月間、自分の中で目標を考えていました。参加させていただくにあたって、チームとして与えられた役割以上の仕事を行うというのは勿論ですが、
1、日本での日々の診療同様に、患者さんに喜んでもらえる愛のある診療を行う!
2、言葉の壁は越えられるのか?越えてみせる!
の目標を立てて行きました。
しかし、甘かった。というのが正直な気持ちです。
言葉の壁は思っていた以上に高く、こちらの意志が伝えられないだけではなく、患者として診療を受ける子供たちの不安を解ってあげられないもどかしさ、子供たちの不安そうな顔を見たときに安心させてあげる言葉をかけてあげられない言葉の壁、を感じてしまいました。
しかし今回の反省が来年の活動、さらにこれからも参加をしたいという気持ちにさせてもらいました。
今回の活動では、過去最高の人数の患者さんを診る事ができたと聞いたときは、素直に嬉しかったです。診た患者さんの数が多ければ良い訳ではないですが、限られた時間、器具、材料の中では、チームワークが重要だと思います。その一員として働けた事、素晴らしい先生、スタッフ仲間と出会えた事が本当に嬉しいし、財産となりました。
ボランティアは実際に参加しないと解らない事がいっぱいあるし、自己満足で終わらせてはいけないし、続けて参加する事、参加させてもらえるようにさらに成長し、来年以降も参加させて頂きたいと思います。


感想文
 河合 愛
今回JAVDOに初参加させて頂けた事に、感謝いたします。
私は以前から寄付などのボランティアに参加をしてきましたが間接的な支援の為、直接ボランティアの活動内容などを目で見る事のできないわだかまりがあり不透明な自己肯定感を感じていました。
この度、上田先生とのご縁でベトナムでの医療支援に関わり初めて直接的なボランティアを経験する事ができました。やっと求めていた自己肯定感を感じる事ができた気がしました。そして直視できた事により知ることのできなかったベトナム社会の問題点とも出会う事ができ、新たな課題を持つことができました。
都市部に何件も見かけた歯科医院は農村部には見かける事ができず。
現地にて問診などのアシスタントをさせて頂いた時にきずいたことは、経済的な余裕がありそうな家庭の子供たちは治療の痕跡があるが、それ以外の子供たちは無に等しく、初めての事なのか抜歯などの麻酔が必要な処置には泣き叫び暴れる中、顔を真っ赤にし引率した両親に叩かれ、私たちも抑制を余儀なくされた時の子供の姿は今もはっきり私の記憶に刻まれています。
「言葉が通じれば、もっと不安を取り除いてあげられる言葉をかけてあげられたら」と無力さを噛みしめる中ふと周りを見渡すとまだかまだかと子供達が診療室にあふれていました。歯科助手として日本で学んできた事がベトナムでは生かされていない事を気づかされた瞬間でした。
そんな時、私の心の葛藤に気づいて下さり、優しく声とかけて下さったチームの方々の言葉「自分のできる事を精一杯、一生懸命やる」その大切さを改めて深く考え知る事ができました。
そして今回この活動に参加し、先輩たちのボランティアに対する姿を見ることができ、ボランティア活動を継続する事の”大変さ”重要性”を知る事ができました。
今回の活動を無駄にせず来年からの活動に生かすことの出来るよう、来年のベトナムに向けて日々を充実させていきたいと考えています。

感想文
 江渡 優
初めての海外、初めてのボランティア活動ということもあり、私自身至らない点がたくさんあったと思います。しかし、診療中も診療以外の移動や食事のことでも困っていた私たちを優しく助けてくれたり、的確な指示をしてくださったり…慣れない環境での皆さんの優しさに感謝でいっぱいです。
今回2日間の診療で学んだ経験、自分自身の至らなかった部分をしっかり反省し、先輩たちから学んだことを忘れず、自分自身の成長に繋げていきたいです。
貴重な経験をありがとうございました。
感想文
小林 みさお
今回ベトナムのボランティアに参加して、初めての海外慣れない環境で1週間過ごすということで不安と緊張でいっぱいでした。驚くこともいっぱいでした。ベトナムの気温や料理…。
でも、一緒に行った先生方や衛生士さんがすごく優しくて色々な面で助けられました。
今まで他のとこで何かをするということもなく今回のベトナム行きも少し迷ったのですが、参加して本当に良かったと思いました!
私は、歯科の知識もあまりないのでみなさんに迷惑をかけたと思いますが、本当にお世話になりました。
声をかけてくれた上田先生にもすごく感謝しています!


特定非営利活動法人 日本歯科ボランティア機構