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第95回派遣報告
団長:         石本 耕二
団員: 歯科医師 藤岡 道治
菅野 絢子
Dr,Tommy
歯科技工士 田中 澄良
歯科衛生士 山本 春江 桜井 美和 
中原 ひとみ
その他 濱村 佳子

 
活動年月日 2015年11月2日 2015年11月3日
活動場所(施設名等) The Lai thien school of children with disabilities binh diong proviece
午前の部 午後の部 午前の部 午後の部
時刻 開始 8時30分 14時00分 8時00分
    終了 11時00分 15時30分 10時00分
派遣団員内訳
歯科医師 4 4人
歯科衛生士 3人 3人
その他 2人 2人
 子どもたちとの交流        
検診人数 130人 82人 96人
処置した人数 58人 30人 51人
処置内容
抜歯 16歯 4歯 9歯
サホライド  224歯 88歯  110歯   
充填 7歯 6歯 14歯
シーラント
ブラッシング指導(保健指導) 5人 5人 8人
フッ素塗布    
歯石除去 1人 1人 6人  


第95回派遣報告
団長 石本 耕二
 今回で、私自身13回目の訪問だ。昨年、グエンフエ通りは、長く高いフェンスで囲まれていた。
今回は、市庁舎前に新しいホーおじさんの立像が出現し、通りの真ん中は、歩行者天国になっていた。
地下鉄の工事は引き続き、完成まで4,5年はかかるとのことだ。電線が地下に埋められた所が多く、電柱や鳥の巣のようにからまった電線もほとんど見られなくなり、中央分離帯も草木が青々として以前よりすっきりした印象を受けた。
 さて、今回の派遣場所は、HASPDOから約50分のBinh duong省にある聴覚障害の子供たちの学校だ。
日本のODAにより建てられた真新しい校舎もあったが、検診、治療の場所は、築100年の建物だった。
ベテランの団員の指示で、いつもの様にスムーズに準備できた。
子供たちは、3歳から16歳。抜歯、充填、サホライド塗布が主な処置だが通訳の言葉での説明はほとんど理解できないため、治療は難航した。手話のできる先生は各クラス1人なので、各ドクターにつけない。
補聴器をしている子は言葉を理解できるが全く聞こえない子や筆談でやりとりできない子は、治療に対する協力度が低い。そのような子供達に対して、今回長野県から初めて参加の衛生士さんたちが、持参の歯ブラシで、刷掃指導を身振り、手振りでしてくれて助かった。聴覚に障害のある子供達の場合、治療で使う言葉のカード(ベトナム語)の必要性を感じた。
 2016年3月の派遣もこの施設になりそうだ。今回、HASPDOのトアンさんが体調不良のため派遣場所が決まらなかった時に、トミー先生の尽力で、今回の場所に決まったとのことだ。また、以前HASPDOにあった診療台、滅菌器、レントゲン撮影機がここに移され2016年の派遣から機能するとのことだ。
 最後に今回、歯科医師免許の公証(次回から必要ないとのこと)や、団員のパスポートのコピーが必要だったり、派遣場所が決まらなかったりの中、無事に活動を終えることができたのは、関係各位のおかげだと感謝しています。特にトミー先生には、たいへんお世話になりありがとうございました。今後もよろしくお願い致します。
団員の皆様、お疲れ様でした。来年もまた参加して下さることを、希望します。また、ベトナムで会いましょう。

第95回のJAVDO活動に参加して
菅野 絢子 
この度第95回のJAVDO活動に参加させていただきました。今回の活動場所は聾学校でした。幼児から青年と幅広い年齢層を対象としているため口腔内の環境もさまざまで、特に、幼児・学童期の子供たちはこれまで同様、乳歯の齲蝕が目立っていましたが、青年期の子供たちは、歯科治療箇所も見受けられ、思っていた以上に清潔に保たれている印象でした。
手話でなければ、会話を行えない子供たちが多くおり、日本語からベトナム語の手話へと変換するのに時間を要したため、一人を治療するのに今まで以上に時間を割かなければなりませんでした。それでも、子供たちは何とか協力してくれました。
今回改めて他国での診察の難しさを学ぶことができ、とてもいい経験をさせていただきました。今後の課題としては、診察で必要そうないくつかの手話の習得も検討する必要があるように思われました。
次回の活動へ生かし、協力していければと思っております。
最後に、会長をはじめ団長の石本先生、Dr.Tommy、活動員の皆様一緒に活動させていただきありがとうございました。
またベトナムで会いましょう!

 



特定非営利活動法人 日本歯科ボランティア機構