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第68回派遣報告
団長:     鎌田 靖
団員: 歯科医師 栂安 秀樹 川村 信五
中野 慎一 野本 恵子
永山 晃之 高野 将太
竹北 益生
歯科衛生士 東 清美 仁科 真由
渡部 愛梨 瀬尾 彩乃
長谷部 真季 小島 花絵
黒嵜 慶子
歯科助手 酒井 麻衣
その他 野本 絢香
現地サポート 沖本 麻貴
ホーチミン
    歯科大学
Dr,TOMY ほか4名

 
活動年月日 2011年7月16日 2011年7月17日
活動場所(施設名等) Primary School Phuoc Trung 2,
Go Cong Dong district,
Tien Giang province
Primary School Phuoc Trung 2,
Go Cong Dong district,
Tien Giang province
午前の部 午後の部 午前の部 午後の部
時刻 開始 11時00分 14時30分 8時45分
    終了 13時00分 17時00分 11時30分
派遣団員内訳
  歯科医師 8人 8人
  歯科衛生士 7人 7人
  その他 7人 7人
子ども達との交流 66人 129人 167人
検診人数 65人 127人 164人
処置した人数 65人 127人 164人
処置内容
  抜歯 36歯 102歯 85歯
  充填(レジン) 5歯 6歯 8歯
  充填(アイオノマー) 43歯 71歯 35歯
  サホラオド 149歯 171歯 187歯
  その他(単治、感根処、抜髄等) 6歯 14歯 50歯
歯科衛生士の活動
   ブラッシング指導・口腔内清掃 5人 2人 1人
   歯石除去  5人 7人 18人
    フッ素塗布 11人 25人 38人
   口腔衛生啓蒙活動(紙芝居) 約130人 約250人 約300人





第68回派遣 in Tien Giang省 
団長  鎌田 靖
 ここ2年程、活動場所がHCM市内の口腔内状況が比較的良く、普段から最低限の治療は受けているような所が続いていた。「日本から私たちが行って、普段同様の最低限の治療を施すことに意味はあるのか・・。」と少々疑問を感じていた。近年目ざましい発展を遂げるベトナムだが地方にはまだ、真の意味で“私たちが必要とされる場所”があるのではと思い、「遠方でも構わないので・・」とHASHOに伝えた所、今回TienGiang省GoCongDong地区(HCM市より南西方向、車で3時間のメコンデルタ地方)での活動となった。
 同地方には歯科医師が一人も居なく、普段歯科治療を受けられない環境であるが、時折り各国のボランティア団体が来ているらしく、口腔内状況は“下の上”ぐらい。それでも、私たちの来訪を待ち望んでいたようで、1日半で360人が押し寄せた。
 団員17名+ホーチミン大学5名もの大マンパワーがあり、しかもホーチミン大学が往診車・診療台5台・多数の各種器具器材を持ってきてくれたので、診療は滞ることなく非常にスムーズに行えた。診療内容は前回同様“抜歯ありき”を控え、保存処置・口腔衛生啓蒙に力を入れた。少しずつではあるが、理想とする診療形態に近づけている・・かな!?
 今後の課題としては、“#6のC3歯”。いかに抜かずに保存に努めるか・・。生切・ENDOは勿論の事、簡易的な補綴をも含め方法を検討し、何とか対処できるようにしていきたい。
ベトナム歯科ボランティに参加して
飯田歯科医院 歯科医師  竹北 益生
念願が叶いベトナムへの歯科ボランティアに参加させて頂き、この度の参加で私のボランティアに対する考えは大きく変化しました。

当初は、「無償で日本の歯科医療を提供する」位の心構えだったのですが、訪問した場所は、歯科医師がいない地域(要は今回の治療を今後フォローしてくれる歯科医師がいない)という事を初日の診療後に聞かされました。不十分な環境での治療が何十年も持つ訳が無いし、治療前より痛みが強くなった子も居たと思います。そして、この地域が急速な変化を遂げない限り、今回が人生で最後の歯科治療になる子もいるかもしれません。だとすると、いま私達がやっている事に意味はあるのか、治療をした子供達に私達は感謝されているのか。そう考えるとすごく複雑な気分になり、何度も参加されている先生方と議論させて頂きました。その中で得た結論は、「何もしなければ何も変わらないし、何か少しでも私達の伝えたい事が残り、それがベトナムという国の今後のためになれば」という事です。しかし、これが全ての答えだとは全く思わないし、今でも悩んでいます。「悩んでいる限り、続けて参加する事に意味がある」というアドバイスも頂いたので、また機会があれば是非是非参加させて頂きたいと思います。

最後になりましたが、今回行動を共にしてくださった鎌田先生をはじめとした派遣団団員の皆様、及び快くベトナムに送り出してくださった職場スタッフの方々に心よりお礼を申し上げます。
ボランティア活動に参加して
つがやす歯科医院 歯科衛生士  渡部愛梨
 今回ベトナムのボランティア活動に参加させていただき、たくさんのことを学ぶことが出来ました。初めての海外ということもあり、ベトナムがどういうところなのか想像がつかず、不安な気持ちがありました。ホーチミンに着き、まず経験したこともないくらいの暑さと人とバイクの多さに驚きました。
 小学校に着いてから、まず初めに待っているたくさんの子供たちに向けて通訳の方と一緒に紙芝居をしました。みんな紙芝居を真剣に聴いてくれて、最後にみんなで声を合わせてありがとうと言ってくれたのは、とても嬉しかったです。診療では、ほとんどの子供たちに虫歯があり、中には歯石が多く付着していた子供たちもいました。プラークもベッタリと付いていたことから、TBIの重要性や私たちの活動の大切さを改めて学びました。
 とても良い経験をさせていただき、たくさんの方々に感謝しています。また機会があれば参加したいと思います。
ありがとうございました。  

ベトナム歯科ボランティアを終えて
つがやす歯科医院 歯科衛生士  瀬尾彩乃
私は、今回ベトナムのホーチミンに日本国際ボランティア団体JAVDOとして参加させて頂き、とても多くの刺激や貴重で大切な時間を体験する事が出来ました。心から感謝の気持ちでいっぱいです。
 今回私たちが診療した所は、ホーチミンからバスで3時間の所にあるゴーコン村の施設で行いました。ベトナムの子どもたちは、ピュアでとても可愛らしく、言葉が通じなくても表情やしぐさでわかり合える事が出来るんだなと改めて実感しました。子どもたちの口腔内は、虫歯がない子も何人かいましたが、虫歯が何本もあり、かなり進行している子をとても多く見かけました。この村に歯医者がなく治療を受けれないそうで、中には私たちの治療が最初で最後の子どもがいるかもしれない…そう思うと、もっとできることがあったんじゃないのかな、もっと時間をかけて治療してあげれればな…など、色々と感じさせられました。私が、してあげれたことは少ないけれど、他の国の方と触れ合い、私にとって大きな財産になりました。
 一緒に参加していたスタッフの方々…みなさん、とても優しく、一緒にお食事したり、お酒を飲んだり、色々な話ができてFantasticな時間を過ごせたことを幸せに思います。また、是非とも参加したいです。ありがとうございました。




特定非営利活動法人 日本歯科ボランティア機構