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第60回派遣報告
団長:         中條 隆徳 
団員: 歯科医師 原田 健一
平山 仙哉
廣畠 英雄
渡辺 大郎
中村 伸江
歯科衛生士 山本 春江
荒木 奏絵
その他 中條 愛子

 
活動年月日 2010年3月20日 2010年3月21日
活動場所(施設名等) local community Thauh Tam Disabled Children School
午前の部 午後の部 午前の部 午後の部
時刻 開始 9時00分 14時00分 9時30分
    終了 12時00分 115時30分 12時00分
派遣団員内訳
歯科医師 5人 6人
歯科衛生士 2人 2人
その他 1人 1人
子供達との交流
検診人数 74人 39人 137人
処置した人数 46 23人 85人
処置内容
抜歯 23歯 21歯 58歯
サホライド 59歯 20歯 78歯
充填    15歯 17歯
ブラッシング指導 1人 1人


団長  中條 隆徳
前日)2010年3月19日、ホーチミン着、午後6時、集合し、現地の沖本さん、ニエ君と団員とでミーティング、その後、HASHOで準備をし、解散。

1日目)20日午前7時15分、チャウさん、通訳の方々、沖本さん、ニエ君と我々はニューワールドホテル出発、約1時間で現地着。ローカルコミュニティということでしたが、日本の小学校(グラウンド有り)と公民館を合わせたような施設で、対象は、近所の子供達でした。多くは保護者(両親とは限りませんが)が付き添って来て、治療に対しては協力的でした。午前8時30分、診療開始。抜歯組2人、充填その他2人、で診療を行いました。午前12時食事、午後2時頃から、午後の診療開始、午後3時30分、終了しました。

2日目)21日午前7時15分、ニューワールドホテル出発、途中フェリーに約20分位乗って、午前9時前、キリスト教系施設に到着。
ホーチミン大学の診療車(FUJIOKA号)を運んでくださったト・ミー先生をはじめスタッフの先生方とともに診療開始。この施設に関わる子供たち、青少年の治療を行いました。前日とは違い、ダウン症の子をはじめ先天性の疾患を抱えた子が目立ちました。皆、治療には、前向きでした。午前12時治療終了、食事を頂き、撤収、帰路につきました。

感想)毎回、いつもの事ではありますが、JAVDOとHASHOの連携により、スムーズにボランティア活動が行えることは、大変にありがたい事であり、関係の皆様に感謝いたしますとともに、今回、派遣に参加して下さった団員皆様に、団長より心からのお礼を申し上げます。
感想文
原田 健一
今回も沢山の人と出会う事ができ、沢山の感動を頂きました。
感謝しています。 今だ雪降る新潟より Dr. harada
渡辺 大郎
今回も御縁があって参加させていただきました。
参加された皆様のおかげで今回も無事に乗り切ることができました。
今回は協力的な環境下で診療することができました。
一緒に参加された皆様と参加に際して協力していただいた方々に心から謝意を捧げます。
JAVDOの活動に参加して
中村 伸江
 今回私がJAVDOの活動に参加した動機は、いろいろ相談にのってもらっている同級生が、JAVDOの活動を中心になってやっているのを知り、何か役に立ちたいと思ったことが半分。残りの半分は、今まで恵まれた環境で仕事をしてきた私に何ができるか試してみたいという思いや単純に「ベトナム」への興味、ボランティア活動に積極的な息子の気持ちが少しでも理解できたらという思いなどだった。
 ほとんど何も考えずに、家を出てしまった私は、広島空港で大きなショックを受けることになった。それは、前にもJAVDOの活動に参加したことのある友人が、ベトナムの水や食事が合わず、体調を崩した経験談を話してくれ、「胃腸薬は必需品!」「ベトナムでは氷を食べるな!!」と教えてくれたからだ。これが普通の観光旅行でないこと、私が体調を崩したら、一緒に行く人たちに迷惑がかかるだけでなく、帰ってからも私のスタッフや患者さんに迷惑をかけることになってしまうことに改めて気づき、自己管理をきっちりしなければ…とほんの少しの後悔と共にぐっと気を引き締めえての出発となりました。(それなのに、台北空港での失態、お恥ずかしいです!)
 ベトナムは、意外にも湿気が少なく、過ごしやすく暑さだった。それより何よりバイクの多さとその走りの迫力に圧倒された。「ここでは、絶対に車の運転は出来ない!」と思った。心配していた食事(というよりパクチー)は、団長があまりお好きでないということで、ほとんど問題なく過ごせ、むしろその美味しさにベトナム料理ファンになってしまった。
 活動場所は、1日目が小学校の保健室、2日目が教会のホールのような部屋だった。保健室には歯科の診療台が1台あり、虫歯予防や歯周病予防のポスターが飾られていた。関心の高さに驚かされると共に、これもJAVDOの活動の成果だろうと思った。
準備が始まると、その手際のよさに感心させられた。何もなかったスペースが、あっという間に診療室に変わった。パイプ椅子もヘッドレストをつけて、あっという間に診療用チェアーに変身した。さらに驚いたのは、診療が始まったら、みんな自分のやるべきことをきっちり理解して動いていたことだ。私以外にも、初参加が2人いたが、みんな動きが本当にすばやく、無駄がない。自ら動くとは、こうもスムーズで、調和がとれるものかと驚かされた。私自身は、この空間の流れの邪魔にならないようになんとかついていこうと必死だったように思う。
 活動が終わってからの食事会では、それぞれの専門的な知識を交流したり、みんなの生活や個性が話題にあがり、心から楽しい時間となった。
 「自ら考えて動く」ということの素晴らしさを教えてくれたこの体験を、自分の医院でも生かしていけたらと思う。また、 帰りの車で、息子に言われた「続けんと意味ないよ。」の言葉が心につきささっている。

山本 春江
 今回で9回目の参加となりました。
日本歯科ボランティァ機構が発足して1年に1回の参加させて頂いています。
 最初の内はストリート・チルドレンの為に、貧しい人々の為に、手伝いをする事でこちらから何かを与えることだと考えていましたが、何回か参加する内に少しずつ心が変わっていきました。
2日間、一生懸命に活動する事で何にも例えようの無い、達成感と充実感が生れ終わったときとても幸せな気持ちになるのです。この気持ちは私の方が頂いているのだと、気づきました。この感動は言葉で伝えることが難しく、
行ってみて、活動してみて、初めて感じる事ができるように思います。
 同じ目的を持って診療をすると、初対面の先生方、通訳の方、歯科技工士、歯科衛生士、歯科助手、
受付の方、学生さん 知らず知らずにチームワークが取れ、お別れする頃は何年来の友と別れる様な寂しい気持ちになり、又の再会を約束してホーチミンを後にします。
又、楽しいことも盛りだくさんで、特に夜の食事会は美味しいベトナム料理に舌鼓を打ち「あぁー幸せ」とつぶやいてしまいます。そして「来年も来るぞー!」と心に決めるのです。
 今 日本では桜が満開ですが ホーチミンではブーゲンビリアの花が満開で心を和ませてくれました。何時までも目を閉じれば瞼に浮かんでくることでしょう。
 最後になりましたが 沖本さん,ニエくんお世話になりました。
団長の中條先生、広畠先生、平山先生、中村先生、渡辺先生、原田先生、有難うございました。
そして藤岡歯科の院長先生、スタッフの皆さんと私の家族に感謝いたします。

感想文 
藤岡歯科医院 歯科衛生士 荒木奏絵
今回、初めてベトナムへのボランィアに参加させてもらって、とてもいい経験ができました。
ベトナムに行くのは初めてだったので、どんなところか、どんな診療をするのか、と不安がありました。
けれど、実際行ってみると、楽しかったと思えることばかりでした。
現地の方は、なにかと気を使ってくれました。言葉が通じないなかでも、身振り手振りでなんとなく伝えられた気がしました。ベトナムの人もどうにか伝えようとしてくれて、うれしかったです。それと、笑顔を見せてくれることがとてもうれしかったです。診療を外から見ている子たちは、目が合うと笑ってくれるので、こちらまで笑顔になれました。
また、診療を受ける子たちは、みんな我慢強くて、泣く子も思ったよりも少なかったです。何をされるのかもきちんと理解していない状態で、さらに、何を言っているかわからない人たちからの診療は、すごく怖いと思います。そんな中で、大人しく処置を受けていてえらいなと思いました。そして、診療を嫌がる友達を応援する子たちの姿も印象に残りました。みんなで、一生懸命逃げてしまった子を説得してくれてるんだろうなという様子は感動しました。
ベトナムの子たちからは、いろいろなことを学ばせてもらいました。そして、ベトナムはすごくエネルギーがあって、これからもっと発展していく国という感じを受けることができました。

今回、ベトナムへのボランィアに参加させてもらって、本当によかったと思いました。


特定非営利活動法人 日本歯科ボランティア機構