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第58回派遣報告
団長:         鎌田 靖
団員: 歯科医師 川村 信五 万木 勝治
林 泰広 林 遼
上田 耕平 塩田 亜梨紗
山岡 義孝 岡田 玲奈
針谷 宜宗
歯科衛生士 東 清美 小田 あき穂
歯科助手 酒井 麻衣 河内谷 友香
三島 輝美
現地サポート ランさん ロイさん
アンさん

 
活動年月日 2009年11月21日 2009年11月22日
活動場所(施設名等) TRUNG TAM TE TIEN LU TRUNG TAM Y TE TIEN LU
午前の部 午後の部 午前の部 午後の部
時刻 開始 10時30分 13時20分 8時15分 13時20分
    終了 12時00分 18時00分 12時00分 15時25分
派遣団員内訳
歯科医師 10人 10人
歯科衛生士 2人 2人
その他 3人 3人
子供達との交流 64人 167人 135人 137人
検診人数 64人 167人 135人 137人
処置した人数 64人 164人 132人 131人
処置内容
抜歯 74歯 164歯 134歯 135歯
サホライド 126歯 303歯 111歯 65歯
充填 9歯 9歯 11歯 9歯
フッ素塗布 1人 12人 12人 18人
歯石除去 7人 10人 8人 5人
フッ素塗布 1人 12人 12人 18人



『第58回派遣(ハノイ)を終えて』
団長  鎌田 靖
今回の診療地はHUNG YEN省TIEN LU県(郡?)。事前オーダーは1日半で300人と要請していたが、連絡の行き違いでスケジュールは2日間で340人となっていた。「なんとか成るだろう」と開始したが、始めてみると来るわ来るわ・・、結局500人で予定数を大幅に超えた。カルテやプレゼントが足りなくなりはしたが、診療自体はそれ程混乱もなくスムーズに行えた。マンパワーとチームワークの重要性を実感!(団員の皆さんに感謝です〜)
 ハノイ訪問は3回目だが、HCM周辺の派遣時よりも、現地の人々の我々に対する期待度が明らかに高い気がする。北部の田舎に医療支援団が入る事は殆んどないようで、今回もどの地区で実施するかを決める際に、HUNG YEN省内の各郡知事たちが誘致したくて喧嘩になったと聞いた。
北部での派遣は、実施システムがまだ構築されておらず毎回準備が大変だが、現地の人々の熱望に応えるべく、次年度以降も継続して行きたいと思う。(藤岡先生、いつも御面倒・御苦労をお掛けして申しわけございません・・・。)

『ベトナム歯科ボランティアを終えて』
歯科医師  針谷  宜宗(札幌市)
この度、初めて参加させていただきました。帯広から10名、札幌から3名、函館、徳之島から1名ずつ、計15名が参加しました。初めて会う人が多い中で作られたチームでしたが、円滑に診療が進み、2日間で500名以上の子供たちの治療に当たれたことは、鎌田団長をはじめとするチーム力が最大限に発揮された結果だと思います。
麻酔の注射が怖いと泣く子供達も多く、言葉も通じない中、通訳の方々の力も、とても大きな助けとなりました。
治療内容は抜歯、サホライド塗布、スケーリングなどが大半です。ベトナムの子供達も治療が始まると日本の子供達と同じでした。いつもと同様に子供達と接し、治療することができました。このボランティアでの自分の活動が、ベトナムの子供達のためになっていたらいいなと思います。そう思うとこれからも、もっともっとJAVDOを通じてベトナムの子供達に必要な支援をできたらと、強く思うようになりました。
今回は鎌田先生、川村先生をはじめとする先生方、東さん他スタッフの方々、ランさん他現地スタッフの方々に大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。大変ありがとうございました。
来年もまた宜しくお願い申し上げます。

『感想文』 
歯科医師  林 遼(東京歯科大学)
私は今回初めてベトナムボランティアに参加させて頂きました。
ハノイから車で1時間半程にあるフンイエン省の病院の1区画を借りて診療を行いました。想像よりはちゃんとしており、チェアも1台ありました(動作は・・でしたが)
初参加メンバーが多かったのですが、経験者の方々の的確な指導で滞りなく準備完了。子供達は既に到着時から多数居て、検診〜診療という流れで開始。やはり普通の椅子、懐中電灯、器具も選ぶ余裕なんて無く、日本とは全く掛け離れた環境で行うという事に初めはかなり戸惑いましたが、続々と来る子供達にそんな事は言っていられず、ただひたすら頑張るしかありませんでした。 子供達の口腔内は想像よりは酷くありませんでしたが、個人差が大きかったように思います。Cが無い子もいれば残根だらけだったり・・・。今回は2日間トータルで500人を越えたが、メンバー全員の協力により無事終了できたと思います。こんな環境で診療を行う機会は他にはないと思うし、何よりかなり自分の経験値として得るものが大きい2日間でした。
最後になりますが、今回ご一緒させて頂いたスタッフの方々には大変お世話になりました!厚く御礼申し上げます。

『感想文』
歯科助手  三島 照美(徳之島)
知らない土地、初めて会う人達、限られた時間、限られた機材、言葉の壁…。不安を抱えながらの参加でしたが、終わってしまえば本当にあっという間の充実した三日間でした。

子供達の口腔内は、想像よりは良かったのですが、日本とは比較にならない程の状況。継続的な治療は困難なため抜歯が中心でしたが、歯を磨く習慣が定着していない今の状況でどれだけの永久歯を守っていけるのだろうか。ほんの少しでもブラッシングに対する意識の向上、予防につながることが自分にも出来ないだろうか。と考えずにはいられませんでした。そんな中、治療を待っている子供たちに向けてハミガキの大切さを描いた紙芝居と顎模型を使ってブラッシングの話をする機会があったので、かなりの気合いで臨んだのですが、反応はいまいち…。他のメンバーが読んだ時はとても反応がよかったので、もっと元気に読めばいいのでは?などと反省しつつ臨んだ二回目の紙芝居は更に悲惨な結果に終わってしまい、次回に向けての課題が出来ました。
今回、多くの事に気付き、反省し、新たな目標を持つ事ができました。また、一度の治療で口腔内やブラッシングに対する意識を劇的に改善することは困難ですが、何事も始めなければ先には進まないのだという事を改めて実感できたのが、私にとって大きな収穫となりました。
一緒に活動したメンバー、現地スタッフの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。本当に収穫の多い、素敵な出会いに溢れた3日間でした。今回の経験を糧に、もっともっとスキルアップしていけるよう、今自分に必要なものが何なのか意識しながら日々努力していきます。有難うございました。
       




特定非営利活動法人 日本歯科ボランティア機構