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第56回派遣報告
団長: 有松 俊明
団員: 歯科衛生士 有松 ひとみ

 
活動年月日 2009年9月18日 2009年9月19日
活動場所(施設名等) Trvong Dhuyen Biet 15 Thang 5
HASHO
午前の部 午後の部 午前の部
時刻 開始 8時30分 13時30分 8時30分
    終了 12時00分 16時00分 12時30分
派遣団員内訳
歯科医師 1人 1人 1人
歯科衛生士 1人 1人 1人
その他
子供達との交流 0人 0人
検診人数 60人 14人
処置した人数 60 人 14人
処置内容
抜歯 10歯 4歯
サホライド 127歯 11歯
充填 25歯 11歯
ブラッシング指導(保健指導) 38人 0人
歯石除去 5人 3人



活動報告                                                       歯科医師 有松俊明
 9月17日、HASHOでの準備を終わって、予定の午後8時にホテルロビーで福岡からの二人の先生を待つが、来ない。宿探しに手間取っているかもしれないとあまり気にせず9時まで待つが、来ない。
 少し不安になったが、サイゴンホテル横のバーで飲みながら、もうしばらく待つことにした。9時45分にお金を取りに部屋にもどると伝言がドアに張られていた。福岡で交通渋滞にまきこまれ、飛行機に乗れなかったらしい。見た瞬間、今回は歯科医師1人かと戸惑ったが、アルコールが入っていたおかげで、なるようにしかならないとあっさりと開き直れた。
 9月18日、朝、沖本さんの計らいでピンチヒッターとしてDr.Owanが手伝ってくれるようになり、1日目の施設へ向かった。HASHOから車の30分のところにある障害を持つ子どもたちが通う学校である。診療室として使用させたもらった教室はクーラーの効いた快適な部屋でいつもの蒸し暑く、喧騒の中での診療と違い、少人数メンバーながら効率よく診療が進んだ。子どもたちは比較的おりこうだったが、清掃不良のため治療前にまず歯の汚れを歯ブラシでとってからとなった。痛みを訴える子はほとんどいなかったので、極力保存治療に努めた。午前の診療が終わり、昼食をとった後は通訳の子たちが床にひいてくれたマットにみんなで横になり昼寝をして、午後の診療に備えた。
午後も順調に診療が進み、最後に教頭先生より感謝の言葉をいただき一日目を無事終えることができた。
 9月19日、初めてのHASHO歯科診療室での診療。
人数は少ないもののほとんどが成人で1例目から難抜歯となり、診療室でなかったらどうなってかと思うとぞっとした。
半日の診療であったが、終わった後にどっと疲れが出た。
 夜、福岡からの飛行機に乗り遅れた二人の若い歯科医師が遅ればせながら、ホーチミンに到着した。申し訳なさそうに恐縮する二人に次回は必ず手伝ってもらうことを約束し、僕らは帰国の途についた。

ベトナム活動報告                                                    歯科衛生士 有松ひとみ
 歯ブラシ1000本を大型スーツケースに詰め込み入国したが、荷物検査で止められ、「これは何だ?」と詰問された。説明するが怪訝そうな顔は変わらない。『没収?』不安が頭をよぎるが、HASYOのパンフレットを持っていたことを思い出し、見せるとあっさりスルー。こんなザックリ感がベトナムらしく魅力的で毎年この地へ降り立つ。
 急な展開で今回は少人数での活動となったが、「出来ることを精一杯やればいい。」と意外に動揺はしなかった。
ハプニングがあるから楽しいと思えた。
=1日目=
 体調良好。早寝早起きし、サイゴン川の朝日を見ながら、ホテルの食堂でたっぷり朝食を食べた後、HASYOからの迎えを待つ。沖本さん、  チャウさん、ニエ君という懐かしい顔を見るとベトナムに来たんだな〜としみじみ思い、素敵な時間を共有できる喜びを感じる。活動場所はホーチミン市の南部に位置する障害者施設で、Dr.Owanはすぐに溶け込み、通訳の女学生4人も指示に合わせ勢力的に動き、器具のセッティングが出来上がり、診察がスタートとした。
泣き叫ぶ子どももほとんどなく、円滑な活動であったが、ブラッシング出来ていない子がほとんどで悲しくなる。個々に指導をしていきたいが、人数が制約されているので、一人一人の口の中を清掃していくしかないと、持参のブラシでどんどん磨いていった。
乳歯列や歯肉炎で出血しやすい口腔内には適合せず苦労した。口腔衛生指導用の紙芝居も持っていたが、障害によって理解度が違うとの判断で実施はしなかった。
=2日目=
 HASYOまでタクシーで行くが、住所が分からないと運転手から途中で降ろされる。近くの警察官に聞き、指差す方向に行くが見つからないので、反対方向を探すとすぐに到着した。やっぱりベトナム??これもまた愉快。
10歳から60歳までの年齢幅がある方々が中庭で待つ中、診療台を使っての活動は
スムーズで質の高い内容になった。エアスケーラーでスケーリングを希望する方もいて、歯科医療への意識の向上を感じた。逆に病院に行く感覚が強く、拒否反応が強い子どもは椅子での座位で抜歯を行った。




特定非営利活動法人 日本歯科ボランティア機構