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第46回派遣報告
団長:           中條 隆徳
団員: 渡辺 大郎 福田 美紀
中園 理美 前原 健吾
松下 仁美 川原 朋江
吉野 琴美 安藤 俊範
山下 絵里子 井上 美沙
西里 梨奈 吉野 裕美
斎藤 藍

 
活動年月日 2008年3月21日 2008年3月22日
活動場所(施設名等) Hy Vong school for pupils with hearing impairment Nhi Xuan Open House
午前の部 午後の部 午前の部 午後の部
時刻 開始 9時00分 9時00分
    終了 14時00分 12時00分
派遣団員内訳
歯科医師 2人 2人
歯科衛生士 6人 6人
その他 7人 7人
子供達との交流 122人 38人
検診人数 122人 38人
処置した人数 28 9人
処置内容
抜歯 18歯 4歯
充填  9歯 7歯
サホライド 3歯
ブラッシング指導 70人 28人
歯石除去 5人





報告)
中條 隆徳
 2008年3月20日、午後5時、ニューワールドホテルのロビーに集合、明日の準備を済ませ、場所をソングーに移し、全員集合し、食事と打ち合わせを同時進行しました。ほとんどの方が初対面ですので、皆さん、移動や、慣れない場所での緊張気味のスタートでした。ベトナム料理が食べられない人がいなくて良かったです。その後、散策しながら解散。

3月21日、午前8時、ホテルを出発。「あと何分?」とニエ君に尋ねたら、時計を見ながら、彼は、「あと、、、5分位、、、かな。」その言葉が終わらぬうちに、到着しました(笑)。

ここの施設は、耳の不自由な子供達の面倒をみているところでした。

午前9時 耳が不自由な子供達を相手に、手話の方を通じて、学生グループが紙芝居、西里さんが手品を披露(拍手!!)してくれました。その間に設営し、Dr.による治療、D.H.や学生さんによるブラッシングを開始。

午後12時 施設で昼食を頂きました。

午後13時 午前と同じく、治療等を開始しました。

午後3時 撤収 休憩後、午後7時、日本の、野外ビアガーデン(表現が古い?)みたいな処で、全員で食事をしました。その後解散。

3月22日、午前8時、ホテルを出発し、貧しい地区の、職業訓練所のような場所で、昨日同様、紙芝居、手品等で子供たちとコミニュケーションをとって治療したつもりが、結構、泣かれ、暴れられ、治療はあまりはかどりませんでしたが、子供達とわいわい、遊べて、良かった?

 12時、つつましく、現地で解散しました。

感想)

 今回は、諸事情により、事前の団長からの連絡が十分できず、参加メンバーの皆さんには、不安なまま、ホーチミンでの活動になったと思います。至らぬ点を、ご容赦下さい。

 しかし、それにも、めげず、子供達相手に、メンバーの皆さんはすばらしいパフォーマンスを見せて下さいました。
皆さん、ありがとうございました。


狭山中央歯科 渡辺大郎
 今回も御縁があって参加させていただきました。

毎回、活動が始まる前は本当に自分で役に立つのかいった不安を抱きながらのスタートでした。そんな思いとはウラハラに現実は今回参加の歯科医師は中條先生と自分しかおらず、歯科業界に従事するキャリア年数も参加者の中ではかなり上の方になってしまっていました。

そして第一日目の診療が開始されました。バタバタと準備が進み最初の患者がやってきました。今年の子どもたちは口腔内の状態の個人差がかなり大きく、ブラッシング指導も必要もないような子どもから全ての歯がほぼ残根という子どもまで様々でした。口腔内がヒドい子どもほど痛みがないから何もしないでと言い、口腔内がきれいな子ほど気にする傾向を示すと感じました。

参加するたびに同じ施設で診療しているので単純に比較はできないとは思いますが、ベトナムの子どもの口腔内環境は少しずつ良くなっているようでした。

今回も先生、スタッフ、学生達に助けていただき、教えていてきなんとか無事に終了できました。一緒に参加された皆様と参加に際して協力していただいた方々に心から謝意を捧げます。
 
「JAVDOの活動に参加して」
徳島県 ぬまたデンタルクリニック原歯科医院 福田美紀
 日本とは全く違う環境の中で活動できたことは良い刺激になりました。歯科衛生士として働きだして5年目になり、ある程度の仕事もできるようになってきたところです。正直な気持ちを言ってしまえば、少し物足りなさを感じていました。ベトナムの人達と出会ったこと、日本でも違う県のDr. D.H. D.A.に出会えたことで良い気分転換になりました。またいつか、JAVDOの活動に参加したいと考えていますので、一緒に活動することがあればよろしくお願いします。
 
ベトナムボランティアの感想 
吉野 琴美
私は今回ボランティアには初めて参加をさせて頂きました。

ベトナムの前に先にカンボジアへ5日間滞在して、その後ベトナムに来ました。しかし、その疲れを引きずったままのベトナム参加となってしまい、皆様にもご迷惑をお掛けすることになってしまい大変申し訳ございませんでした。

 カンボジアでは観光の他に孤児院へも訪問したりしました。ここでは、日本語を勉強している子供たちを手伝ったり、飛び入りでブラッシング指導を行ったりしました。しかしながら困ったことに、ここにいる子供に限らず、カンボジアの子供たちの中にはハブラシを持つことができないでいる子供たちが、結構いたことに驚きました。

 独裁、内戦が終結し、戦火がようやく収まったのもまだここ10年くらいのこの国は、人々の格差が大きく、今日この日を生きているという印象でした。ですから逆に、比較的ゆっくりとした印象も感じられました。

 カンボジアでの、ゆっくりとした雰囲気を想像しながらベトナムへ来てしまったので、ベトナムへ到着した途端、あまりのパワーに圧倒されてしまいました。ドイモイ後のこの国の急成長を肌で感じました。ベトナムもベトナム戦争が終結して30数年だと思いますが、私の予想と反して非常に近代的で、喧騒と活気に満ちている反面、静寂というものや何かそれぞれに相反したものも感じることもできて、非常に魅力的な国でした。

 さて肝心のボランティアについてですが、私たち衛生士は2日とも主にブラッシング指導をさせていただきました。

1日目は聴覚障害のある子供達を指導させていただきました。やはり年齢の低い子供は長時間の指導は困難ですので、劣悪な状態の口腔内をケアするに見合った指導をすることが非常に難しかったです。自分の力不足も痛感しました。その反面少し年齢の高い子供達は、素直なうえに一生懸命でしたので、本当に頑張ってブラッシングを行ってくれたので、私自身も達成感を感じることができて本当に嬉しかったです。

 2日目はオープンハウスでの指導となりました。ここの子供達は、非常に自由な感じではしゃいで元気いっぱいでした。しかし、ブラッシング時はきちんと応じてもくれ、また子供達からも積極的に触れ合おうとしてくれて、非常に楽しかったです。

 国境を越えて触れ合い、そしてそれを少しでも喜んでもらえたことが、何より嬉しく感じました。

 今回のボランティアを通じて沢山の方々と触れ合い、様々なことを経験することができて本当によかったです。いつかこの経験が生かせる様にまた頑張って行きたいと思います。

 藤岡先生はじめ、団長の中條先生、渡辺先生、藤岡歯科医院の皆様、現地駐在員の沖本様、ニエさん、通訳ボランティアの方々、今回参加の団員の皆様、本当にお世話になりました。有難うございました。
感想〜2008年3月ベトナム派遣〜
広島大学歯学部歯学科5年 前原健吾

私は今回初めてJAVDOに同行し、ベトナムでの歯科ボランティアに参加しました。現在広島大学を中心としてJAVDO学生会員が構成されています。派遣当日までの3か月をかけてミーティングを重ね、歯科衛生指導に関する紙芝居を行うことにしました。物語はベトナムでもよく知られている白雪姫を主として作成し、台本は知り合いの方にベトナム語に訳してもらいました。紙芝居自体は約2カ月をかけ皆で少しずつ作成していきました。当日は子供たちがどのような反応をしてくれるのか、非常に楽しみにしていました。ボランティア1日目は、ホーチミン市内の聾学校でした。そのため紙芝居は私たちが日本語で読み、次にベトナム語で読み、それを聾学校の先生が手話にしてくれました。子供たちの反応は私たちの予想以上の反応で、喜んでくれたようで大変感動しました。どこまで歯の大切さを理解してくれたかはわかりませんが、子供たちとの交流の意味も含めて、学生としてこの先も続けていけたらと考えています。紙芝居の後、先生方による治療が開始され、私たちはブラッシング指導を行いました。はじめは意思疎通が非常に難しく、苦戦していましたが、声をかけても聞こえないために、膝をポンっと叩いたり、頭をなでるなど午後にはコツがつかめ、子供たちと意思疎通を行えるようになりました。ボランティア2日目は、ホーチミン郊外の学校にて活動しました。この学校の子どもたちの親は非常に貧しく、10歳なのに小学1年生でした。この2日間の子供たちの口腔衛生状態は、やはり日本よりもはるかに悪く、ほとんどの歯が歯冠崩壊している子供や、叢生が著しい子どもなどが多数いました。話によれば、歯磨きの習慣がある子もいれば、歯ブラシすら持っていない子供もいたみたいです。しかし、一人、矯正歯科治療をしている子供がいて、非常に驚かされました。

ホーチミン市内を歩いていても感じたのですが、今にも崩れそうな家もあれば、その隣にリゾートホテルのような家がそびえ立ち、有名外車が走っている道端で、幼い子供が花を売っていたりと、貧富が非常に隣接した環境でした。それも、信じられないような貧富の差であることは一目瞭然でした。今回の派遣では、日本にいては感じられないようなこと、もちろん歯科についてもそうですが、ベトナム人の生活環境、特に貧しい子供たちの生活の厳しさを強く感じました。まだまだベトナムでは歯科、その他、医療の支援が人用とされており、私たちの活動がその一部を担えていればと願います。

         
JAVDOのベトナム歯科診療に参加して
安藤 俊範
私はJAVDOのベトナムでの歯科診療に、今回始めて参加させていただきました。今回はホーチミン市からそんなに遠くない2つの学校を訪問しました。1つは耳の不自由な子供たちが通う学校、もう1つは貧しい子供たちを無料で教えているボランティアの学校でした。いずれの学校でもJAVDOとして参加した歯科医師、歯科衛生士、歯科助手の方々が実際に診療している姿を見学させていただくことができました。日本以外の国で、治療を行うには決して満足のいく環境ではない中で、実際にボランティアとして子供たちを診療されている姿を見学させて頂いてとても感銘を受けました。現地では、見学とブラッシング指導を行い、空いている時間は子供たちと遊んだりしました。言葉は通じないですが、子供たちは笑顔で私たちに近づいてきてくれました。また、今回私を含めた学生5人で、日本にいたときに作った歯に関する紙芝居を披露したところ、大変喜んでくれて、すごく嬉しかったです。学生としてできることには限界があるので多くのことはできませんが、それでも自分たちから何かしらのアプローチができて良かったなと思いました。

 今回訪れた学校の子供たちの口の中は、やはり良い状態ではありませんでした。ブラッシングによるケアをできていない、あるいは正しい仕方を知らない子が多かったように思いました。口腔環境が良くない子供たちは、彼ら自身に責任があるのではなく、もっと大きな背景、即ち貧困、家庭環境、障害といった問題が関わっていて、ブラッシングを満足に行える状況ではないのかなと思いました。しかし、ボランティアとして彼らの治療を行い、正しいブラッシングの仕方を教えてあげることで、少しでも口腔ケア、予防への意識が変わるならば、それはとても大きな意義があることだと思いました。

 日本にいるとなかなか感じられませんが、実際にベトナムに行ってみると、街中では貧困のため働いている子供たちも見られ、まだまだ裕福な環境ではないベトナムの事情を知ることができました。口腔の管理に手を回せている人はやはり裕福な人で、貧しい人、特に子供たちは口腔ケアまで手が回らないと思いました。このような地域は決してベトナムだけでなく、アジア、そして世界にはたくさんあるのだろうなと思いました。現在私は歯科医師を目指すために大学で勉強中ですが、今回のJAVDOの活動に参加して、歯科医師としての役割に対する考え方、その可能性が大きく広がったと感じました。将来、歯科医師として日本だけでなくアジア、そして世界へ目を向けることができ、あるいはボランティア活動も行うなどして、多くの人の健康維持に貢献できるようになりたいと思いました。

 今回お世話になった先生方、衛生士や助手の方々に大変感謝しています。ありがとうございました。
派遣活動に参加して
広島大学 学生 川原朋江
 海外でボランティア活動に参加できたら素敵だなという単なる憧れからベトナムのボランティア活動に参加させていただきました。

ベトナムの子供たちは言葉も通じないし、うまく関わることができるのか不安でした。しかし、子供たちは暖かく私たちを迎えてくれました。どこの国でも、やっぱり子供はかわいいなと感じました。子供たちが楽しそうに遊んでいる様子を見ていると、とても幸せな気分になりました。活動の日は気温が高くてバテそうになっていたのですが、子供たちの笑顔のおかげで私は暑さを忘れるくらい元気になっていました。お互い言葉は通じないけれど、気持ちは通い合うことができたのではないかと思います。普通の海外旅行では体験できない貴重な体験ができました。

私はまだ学生なので、今回のボランティア活動で歯科治療を行うことは出来ませんでした。また、数時間一緒に過ごしただけではベトナムの子供たちが普段どのような生活をしているのか、ちゃんとわかることもできませんでした。ただ、子供たちの生活環境や将来が豊かになっていってほしいと願う気持ちでいっぱいでした。そして、子供たちに出会えたことで感謝することの大切さや人の大切さに気付かされました。活動に参加できたことは私にとっては大変意味のあることだったと思います。普段の恵まれた生活に感謝しながら自分の夢を実現させるために私も頑張ろうという気持ちになれました。

ベトナム過ごした時間はとても充実していて楽しかったです。食べ物も美味しかったし、私はベトナムが大好きになりました。JAVDOの派遣活動に参加できて本当に良かったです。今回ベトナムで一緒に過ごして下さったJAVDOの皆様、どうもありがとうございました。
JAVDOベトナム派遣の感想
広島大学 歯学部口腔保健学科 井上 美紗
私がJAVDOに参加することになったきっかけは、大学で以前派遣に参加された学生の方達が書かれた冊子(体験記)を見て、大変興味を持ったからです。歯科医療が十分に受けられない地域の人々の現状を実際に見て知ることで、日本にいては得られない経験をしたいと思い参加させていただきました。

活動前準備として、大学の授業後に学生参加者で何度か集まり“甘いお菓子を食べず、歯を磨こう”という内容の紙芝居を作りました。また、大学からの寄付として子供用歯ブラシを150本持参させていただくことになったので、額模型、歯ブラシを持っていきTBIをしようと考えました。学生という立場であり、自分にできることは限られているけれど、少しでも何かできることをして帰りたいという気持ちで今回の派遣に臨みました。

活動一日目の聴覚障害児施設では、まず始めに紙芝居をしました。子供たちが聴覚障害をもっていることは当日行って始めて知り、日本語→ベトナム語→手話と二重通訳の形になりましたが通訳の方の協力のおかげで無事行うことができました。子供たちの反応は予想以上に良くとても嬉しかったです。その後は主に子供の誘導、TBIをしました。実際の治療は日本から持参されたタッパーに入った器具、携帯用の歯科治療ユニットを用いて行われていました。治療後はTBIという流れで、実際に目にした現地の子供の口腔状況は想像していたよりも良く、歯磨きの習慣も一応あるようでした。中には矯正治療をしている子供もいて驚きました。しかし、ほとんどの子供の臼歯部にう蝕がみられ、残根状態の歯もいくつか見られました。

活動二日目は少し郊外の児童施設で行いました。一日目と同様、最初に行った紙芝居は大成功で、その後衛生士さんたちの出し物が続き、初めは警戒している様子だった子供たちが一気に笑顔になり心を開いてくれました。子供たちの口腔状況は一日目と同じようで、C2以上の臼歯部う蝕や歯石の付着が多くみられました。診療後の子供たちはとてもフレンドリーで、言葉が通じないにも関わらず、近寄って話しかけたり、抱きついたり、とても元気いっぱいでした。

二日間の歯科ボランティアで、ほとんどの子供が治療の必要がある状態であっても日本のように簡単には受けられず、手遅れだと分かっていても自分には清掃方法を教えることしかできないという状況をもどかしく、残念に感じました。今回の活動は自分の視野を広げられた良い経験になったと感じます。今後歯科医療に携わる者として、将来に活かしていこうと思います。
課外活動としてのJAVDOの活動に参加して
歯学部4年次生  中田真吾
今回,JAVDOの活動に参加して,ベトナムでの歯科医療の実態,ボランティア活動の意義,また自分の将来の歯科医師像について,非常に考えさせられました。その意味において,大学にいるだけでは感じることの出来ない貴重な体験ができたと思います。

まず,ホーチミン市で孤児院と障害者施設を回り,歯科ボランティア活動を行いました。ここで目にした孤児は80人くらい,職員も比較的多かったと思います。しかし,環境的には上下水道の設備等も無く,衛生的とはいえない状況でした。子供たちの口腔内は,現在の日本ではあまり見られなくなってきた重度のう蝕や歯肉炎の症例がほとんどでした。治療準備のアシストに追われ,食生活やブラッシングの習慣などはどうだったのか,指導等はなされているのか,という部分に目を向ける余裕がなかったことを残念に思っているところです。

また,ホーチミン市内を見渡しても,歯科医院はほとんど見当たりませんでした。経済界では,多くの領域で中国とインドに続き,ベトナムが注目されていると聞きます。しかし,歯科医療についてはまだまだ十分な体制でないことが感じられました。この現状を変えるにはベトナムの歯科医療制度の改善が重要だと思いますが,現時点で治療を受けられない人達の為にはボランティアは非常に重要な存在だと感じました。ただ,先生方が懸念していたようにボランティアだけでは患者の経過を追えないという解決しようのない問題も残ってしまいます。ボランティア活動だけではなく,国としての自立の支援,例えば歯科医療技術,食生活等の生活,仕組みの構築など,多くの面での指導者を養成するなどの,支援のあり方が重要なのかもしれません。

現在,日本国内においては歯科医師過剰で,これからどのように歯科医療業界で生き残っていくかということが関心事項の一つです。しかし,世界に目を向けてみるとベトナムのように歯科医師の不足している国もたくさんあります。日本の歯科医療の技術は世界的に見ても非常に高いレベルだと思います。このことを頭に置き,私たちはもっとグローバルな視点で将来を考えるべきかもしれません。

この行程の中で,本学部の卒業生である中條先生に,ボランティアを始めたきっかけをお聞きすることができました。初めは今回私たちがこのボランティアに参加したいと思ったものと同じような,小さな関心がきっかけだったとおっしゃっていました。その小さな関心から始まり,7年間も活動を続けているという姿には,困っている人を救いたいという人間の本来あるべき心を見ることができました。一歩を踏み出し何かを始めることは,非常にエネルギーが必要なことですが,持続させるとやがて大きな一歩になることを実感しました。今後,自分がボランティア活動をしたいと思ったときは,思い切って一歩踏み出したいと考えています。

今回の経験で,自分の歯科医師としての可能性と視野を広げることができました。先生方の利害を超越した,いかに社会貢献できるかという姿に非常に感銘を受けました。高柴教授も中條先生も自分の理想の歯科医師像を強く持っておられました。私も理想の歯科医師像を早く見つけ,その目標に向かって全力で努力していきたいと思います。

最後になりましたが,このような貴重な体験をさせていただいた高柴教授,中條先生,中條歯科医院スタッフの皆様,岡山大学歯学部歯周病態学分野に心から御礼を申し上げます。
 


特定非営利活動法人 日本歯科ボランティア機構