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第43回派遣報告
団長:           石本 耕二
団員: 歯科医師 勝部 寛
阿部 貴之
島田 泰如
歯科技工士 田中 澄良
歯科衛生士 山本 春江
その他 濱村 佳子
清水 圭太
仮谷 太良
サポート 藤岡 道治
沖本 麻貴

 
活動年月日 2007年11月3日 2007年11月4日
活動場所(施設名等) District Binh Tan HASHO
午前の部 午後の部 午前の部 午後の部
時刻 開始 8時40分 13時00分 8時20分
    終了 11時30分 15時30分 11時00分
派遣団員内訳
歯科医師 4人 4人 4人
歯科衛生士 1人 1人 1人
その他 4人 4人 4人
検診人数 113人 15人 61人
処置した人数 42人 15人 17人
処置内容
抜歯 33歯 15歯 8歯
充填 (レジン) 6歯 3歯 9歯
サホライド 15歯 12歯 10歯
その他 (単治) 1歯 1歯
歯石除去 1人





派遣報告
石本 耕二
2007年11月2日    

近代的で明るいイメージになった、タン・ソン・ニャット空港に現地時間16時30分に到着した。
東京から先に到着したメンバーがHASHOのロッカーから予定通り持って行く保管 器具等を整理し、準備してくれた。

2007年11月3日    

荷物を車に積み込み、我々のホテルで朝7時30分に合流し、約1時間かけてBinh Tan地区の目的地に到着した。大勢の子ども達がすでに集まっていた。そこの責任者の方に歓迎を受け、我々は手早く準備にとりかかった。
口腔内はかなりひどく、う蝕のない子どもはほとんどいない状態で、充填処置のできる歯牙は、光重合レジンで行い、痛みをともなう歯髄炎以上の歯牙に対しては、抜歯を 選択し、処置にあたった。乳歯の初期う蝕に対しては、サホライド塗布した。今回使用したポーターケアとコンプレッサーは新しいもので、動作は快調だった。
この施設はBinh Tan地区の日本でいう寺子屋のようなもので、貧しくて学校に行くことができない子ども達が集まっているようだ。
子ども達は、JAVDOのTシャツをもらって非常に喜んでいた。午前・午後の活動が 終わり、責任者の方に「ありがとう、また来てください。お願いします。」と感謝され、16時過ぎに施設をあとにした。

2007年11月4日    

 今日はJAVDOの診療室のあるHASHOでの活動だ。前日帰って今日の準備をしていたのでスムーズに診療に移ることができた。
今日は、主に軽度の障害をもつ人たちだ。小学生・中学生より20代から40代の人が多いくらいだった。主訴も、「う蝕で痛い。」より、「智歯周囲炎で痛い。」 「前歯が少し欠けている。」「口臭が気になる。」 「着色が気になる。」などといったことが多かった。20代以上の人には、う蝕が少ないのに いつもながら驚いた。
検診・抜歯・充填処置・サホライド塗布・歯石除去をおこなって活動を終えた。JAVDOのTシャツを配った小さい
子ども達は、HASHOの庭をうれしそうにかけまわり、責任者のTRAN VAN TRUNG氏から謝辞をいただいた。

 空港をはじめとし、毎年めまぐるしくホーチミンは変化している。ところがホーチミン郊外の中学生以下の口腔内はよくなっていない。現地で歯科治療を受けることができる人はめぐまれた人たちで、大半は受けることができない人だ。このような人たちのためにも、我々ができることを歯科治療を通して提供していきたいとさらに強く思った。

 これから生まれてくる子供たちの口腔内を守るためにも予防活動が課題だと思われる。


特定非営利活動法人 日本歯科ボランティア機構