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第37回派遣報告
団長:        長瀬 隆之
団員: 歯科医師 鎌田 靖
川村 信五
中野 慎一
永井 美也子
雫田 義和
歯科衛生士 亀山 夏希
槙 理重子
歯科助手 河村 優子
鈴木 麻紗美
馬場 こずえ

 
活動年月日 200611月25日 2006年11月26日
活動場所(施設名等)
午前の部 午後の部 午前の部 午後の部
時刻 開始 10時00分 14時30分 9時00分
    終了 13時30分 16時00分 11時30分
派遣団員内訳
歯科医師 6人 6人 5人
歯科衛生士 2人 2人 2人
その他 3人 3人 3人
検診人数 120人 25人 55人
処置した人数 118人 24人 47人
処置内容
抜歯 97歯 24歯 27歯
充填 (グラスアイオイマー) 10歯 6歯 8歯
サホライド 227歯 44歯 89歯



第37回派遣団報告
鎌田歯科医院  鎌田 靖
 我々『北海道11月チーム』は当り(!?)なのか、いつも患者数が多く、てんやわんや状態に陥っていました。それで今回は、働き盛りの若手(!?)ドクター6名、歯科衛生士・歯科助手5名の計11名(そのうちJAVDO派遣経験者6名)を揃え、怒涛のように押し寄せる子供たちに対処すべく、今回の派遣に望みました。

 1日目は、途中フェリーでサイゴン川を渡り、車で悪路をひた走ること2時間半。やっと着いたのがCan Gio districtという村(?)でした。
到着時には既に大勢の子供達が待っており、急いで準備をして診療開始。
以前に他のチームが訪れたことがあるのか、サホライドや充填がなされている子を多く認めました。しかし、処置歯の多数をPer・C4等で、余儀なく抜歯をしました。
マンパワーのおかげで、混乱することもなく診療は比較的スムーズに行う事ができ、午前中は100人ちょっとを超えたところで打ち切り、午後にまわしました。
かなりの田舎だったので、ちょっと心配だった昼食も(ホテルから持参しておいたパンに手をつけることもなく)おいしく戴くことができ、エネルギーを充電していざ午後へ!
午後も100人の予定だったので、皆で意気込んで待ち構えていたのですが、ぽつりぽつりと時折り来るだけで、チョーひま状態。午前中に来て、午後の受付をしていった人だけでもかなりいたはずなのだが・・・・。
後で、聞いてわかったのですが、子供がお昼寝タイムとなってしまったり、連れてくる親が午後から仕事で来れなかったり、また再度来るのが面倒くさくなったり等々の理由だったようです。
習慣や国民性等の理解不足でした。せっかく、スタッフの人材を揃えて行ったのだから、午前中は打ち切りとせず、少なくとも待っていた人達を診終わるまで、午前中は続けるべきでした。反省・・・・。

 2日目は、前日とはうって変わって、HASHOの事務所からわずか10分弱で到着。
ストリートチルドレンの学校だという事を聞いていた為、また表通りから路地を奥に入って行った所に学校があり、周囲もそれなりの雰囲気が漂う様な所だったので、かなり劣悪な環境を想像していました。
恐るおそる門をくぐって学校の中へ入ってみて、びっくり!古いなりにも掃除が行き届いていて小奇麗な感じ。子供たちも、以前街なかでよく見かけたストーリートチルドレンとは違い、小奇麗にしており、先生方の教育・指導が行き届いているようで規律正しい感じでした。
診療に使う部屋も、既にある程度セッティングして準備をしておいてくれてました。診療が始まり、我々が汗だくになっているのを見て、備え付けの物以外に扇風機を他から持ってきて追加してくれたり、クーラーボックスにギンギンに冷えたミネラルウォーターやジュースを沢山用意してくれました。今まで、色々な所に行きましたが、環境・待遇・仕事のやりやすさではNo.1でした!!
ただ当初の予定では、この学校の生徒と他の施設の子供を合わせて100人以上の予定だったのですが、待てど暮らせど他からは来ず結局55人だけで、診療45分、待機してる時間2時間弱と、なんともあっけなく2日目の診療は終わってしまいました。

 今回、前年度までの反省で「やはりマンパワーが必要だ!」という事を踏まえ、人材・人数を揃えて行ったので、両日ともに拍子抜けで、やや消化不良気味でした。
帰りのバスの中で、現地サポートの沖本さんに、「フエ周辺の山奥の様な所からも、依頼が来ているのだが、スタッフの人数・日程等の問題で断っているようだ」という、話しを聞きました。
 我々『北海道チーム』は、経験者の人数も増え、毎回人数の確保も容易になってきているので、日程的に調整がつけば、次年度以降是非そのような所にも足を運び、微力ながら国際貢献の一躍を担いたいと思っております。

ベトナムボランティアに参加して
 河村 優子
 今回、初めてベトナムでのボランティアに参加して、初めは、ベトナムは暑くて汚いところというイメージをもっていました。また向こうで何をするんだろう、他の歯医者の人達と仲良くやれるかなど、初めての海外ということもあり、緊張と不安でいっぱいでした。実際、ベトナムは暑いというのは聞いていましたが、ベトナムに着いて想像していた以上に蒸し暑いのとバイクの多さにとても驚きました。

 一日目に行ったところは、とても遠いところでこんなところに人はいるのだろうか、どんな場所なのかと少し不安でしたが、始まってみると150人ぐらいの子供が来て、思っていたよりたくさんの子供が来たので驚きました。子供たちの口の中は、ほとんどの子が抜く歯ばかりで治療するにも怖がって暴れる子も多く、いつもの仕事で子供を抑えつけて治療をすることがない私にとって、とても大変でした。

 二日目は、ホテルから近いところでの検診でした。途中で来るはずだった子供たちが来れなくなり、50人ぐらいの少ない数の検診でしたが、一日目に比べ以前に治療を受けたことのある子供もいたので、暴れたりする子も少なく、スムーズに終われたので良かったです。

 今回このベトナムでのボランティアに参加して、他の歯医者の先生方や衛生士の方々、通訳をしてくれたベトナムの学生さんと交流をもてたことがとても良かったです。4泊5日のうち、ボランティアをしたのが2日間でしたがやってみて、言葉が通じないまったく行ったことのない土地でのボランティアは、やはり大変でしたが、普段の仕事では経験することのできない貴重な体験ができて、あっという間でしたがとても楽しく、このボランティアに参加してとても良かったと思います。


ボランティア(ベトナム)の感想文
鈴木 麻紗美
 今回のボランティアは、何から何まで初体験でした。 飛行機も長時間乗っていたこともなかったので、帯広を出発してからずっと不安でした。ベトナムまでの道のりはすごく遠かったです。自分が思っていたよりもすごく時間がかかった感じがしました。本当に長くてベトナムに着く前に疲れてしまいました。ベトナムに着いたのが日本時間で24時40分と夜中でしたので一緒にいたメンバーも疲れていたと思います。空港からすぐにホテルに向かうことになり、バスを待っていたのですが、空港をでたとたん人の多さとバイクの多さと蒸し暑さにお驚きました。

 ボランティア活動初日は、朝早くから出発しました。目的地に着くまで約2時間くらいかかり移動手段はバスだけではなく、船にも乗りました。到着後もう患者さんたちがたくさん待っていました。そこでは部屋数は結構あったのですが、たくさん使ってもしかたがないので2部屋使って、受付 抜歯 充填 サホライド 滅菌と分かれ準備をして治療を始めました。私は受付を担当しました。あまりの子供の多さに戸惑いながらも仕事は楽しかったです。中には治療が怖くて暴れる子供もいて先生方や押さえている人はすごく大変だったと思います。その日の合計は約150人くらい診たと思います。一日でこんなにたくさんの患者さんを診れるということにすごく驚きました。

 活動2日目は街からすぐ近くの学校へ行きました。ここの子供たちは前日の子供達よりも口腔内がきれいで、虫歯のない子供も何人かいました。学校内の子供は全部で約60人くらいで、他の所からも来る予定だったのですが、来れなくなり、予定より早く終わることになってしまいました。なんだか物足りなく感じました。

 今回のボランティア活動に参加して、診療する子供たちが急遽キャンセルなどあり、物足りない感じはしましたが、いい経験になったと思います。このボランティアを通じてベトナムという国の事を少し知ることができました。私にとってすごくプラスになったのではないかと思います。




特定非営利活動法人 日本歯科ボランティア機構